doubt（疑う）の意味と語源: Oasisの名曲「Wonderwall」の歌詞も紹介

はじめに

こんにちは。今日は、確信が持てないときや不安になるときに使う「doubt（疑う）」という単語について見ていきましょう。この単語は、日常会話やビジネスなどでよく使われる単語ですが、実は「二つの心を持つ」という意味が隠されています。そして、この単語が実際に使われたOasisの名曲「Wonderwall」の歌詞もご紹介します。

doubtの意味

「doubt」とは、確信が持てないときや不安になるときに使う単語です。何かを信じたり決めたりすることが難しいと感じることや、疑問や不信を抱くことを表します。例えば、「彼は自分の能力を疑っている（He doubts his ability.）」や、「私は彼女の言葉を信じられなかった（I doubted her words.）」などのように、「doubt」を使って自分や他人に対する不確かさや不信感を表現することができます。

実際に使用されている場面

さて、「doubt」が使われている有名な歌詞を紹介しましょう。イギリスのロックバンド、Oasisの1995年にリリースされたアルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』に収録された代表曲「Wonderwall」の歌詞に出てくる

I’m sure you’ve heard it all before, but you never really had a doubt

日本語訳: きっと君は何度も聞いたことがあるだろうけど、本当は疑ったこともなかったんだろう

です。

Wonderwallは、Oasisの代表曲のひとつで、1995年にリリースされたアルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』に収録されています。この曲は、兄のノエル・ギャラガーが作詞作曲し、弟のリアム・ギャラガーがボーカルを担当しています。この曲のタイトルは、ジョージ・ハリスンが制作した映画『Wonderwall Music（不思議の壁）』から取られており、兄ノエルはザ・ビートルズの大ファンでした。この曲は、兄ノエルの当時の妻メグ・マシューズに捧げたラブソングだと思われていましたが、後に兄ノエルはそれを否定しました。彼はこの曲が「想像上の友だちがやってきて、あんたを自分自身から救ってくれる話」だと説明しました。

この曲は、イギリスでは2位、アメリカでは8位というチャート成績を収め、Oasisの最も成功したシングルとなりました。また、多くのアーティストにカバーされたり、映画やテレビ番組などで使用されたりするなど、ポップカルチャーに大きな影響を与えました。しかし、Oasis自身はこの曲に対してあまり満足していないようで、兄ノエルは「全然ロックンロールじゃない」と言い、弟リアムは「この曲を歌うたびに悪ふざけしたくなる」と言っています。

残念ながらOasisは、兄弟喧嘩が原因で2009年に解散し、現在は兄ノエルと弟リアムがそれぞれ別のバンドで活動しています。

Wonderwallは、イギリスのポップス界で最も愛される楽曲です。この曲は、イギリス人にとても親しみやすく、歌詞やメロディが多くの人に覚えられています。また、曲のコード進行はシンプルで、テンポも適度な速さなので、歌いやすい曲でもあります。

doubtの語源

「doubt」の語源を辿ると、duo「二つ」から来ています。

同じ語源を使用している単語の紹介

「doubt」の語源である duo「二つ」の場合はdualとduoとdouble があります。dual は「二つの要素や性質を持つ」という意味で、duo は「二人組や二つ組」という意味で、double は「二倍や二重」という意味です。double の場合は duo「2」と、-plus「もっと」の組み合わせです。

さいごに

みなさんは「doubt」の意味や語源について理解できましたか？この単語は、確信が持てないときや不安になるときに使う単語ですが、実は「二つの心を持つ」という意味が隠されています。また、「doubt」が使われたオアシスの名曲「Wonderwall」の歌詞もご紹介しました。

実は、弟リアムが今年の夏のSUMMER SONIC2023という日本で開催された音楽フェスに出演しました。私も大ファンなので、彼のライブを見に行きました。

そこで驚いたことに、彼はこの「Wonderwall」を歌ってくれたんです。あの名曲を生で聴けるなんて、感動しました。しかも、観客は日本人だけではありませんでした。世界中から集まったファンがいました。みんな一緒にこの曲を歌っていました。言葉や国籍を越えて、音楽が人々をつなげる力を感じました。忘れられない瞬間でした。

それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜