はじめに

こんにちは。今日は、人や物事を騙すことや偽ることという意味の「deception(欺くこと)」の意味と語源について見ていきましょう。この単語は、スパイや探偵などの秘密や謎に関わるジャンルでよく聞く単語ですが、実は日常生活でも使われています。そしてこの単語が実際に使われたアニメ「SPY×FAMILY」のナレーションも紹介します。

deceptionの意味

deception」とは、人や物事を騙すことや偽ることという意味です。例えば、「彼は彼女に自分の本当の気持ちを隠していた。それは彼の欺瞞だった(He hid his true feelings from her. That was his deception.)」などのように、「deception」を使って人に対する嘘や偽りを表現することができます。また、「彼女は彼のウソに気づかなかった(She didn’t notice his deception.)」などのように、「deception」を使って人が騙されることや気づかないことを表現することもできます。

実際に使用されている場面

さて、英単語「deception」が使われているアニメを紹介しましょう。Netflixで配信中のアニメ「SPY×FAMILY」の第3話「受験対策をせよ」の冒頭に登場するナレーション

We all have a side of ourselves that we don’t show anyone. Whether it’s with friends, lovers, or even family, we hide our true feelings and true nature with fake smiles and deception. And that’s how the world maintains its temporary peace.

日本語版セリフ: 人は皆、誰にも見せぬ自分を持っている。友人にも恋人にも家族にさえも、張りつけた笑顔や虚勢で本音を隠し、本性を隠し、そうやって世界はかりそめの平穏を取り繕っている。

です。

「SPY×FAMILY」は、遠藤達哉の作品で、名門校に潜入するために「家族」を演じることになったスパイの物語です。しかし、彼が選んだ「娘」は超能力で人の心が読めるし、「妻」は暗殺者でした。互いに本当の姿を隠しながら、受験や世界の平和を守るために奮闘する偽りの家族のコメディタッチな日常が描かれます。この作品は、家族としてのふれあいや絆を深めるために努力する人々の姿が描かれており、楽しくてほっこりするストーリーが展開されます。

deceptionの語源

deception」の語源を辿るとde「下へ、離れて」+capere「握る」の組み合わせです。

同じ語源を使用している単語の紹介

de「下へ、離れて」の場合はdecide(決める)detective(探偵)があります。

decideはde「下へ、離れて」+caedere「切る」の組み合わせです。これは、「切り離す」という意味であり、「決める」という意味になりました。detectivede「下へ、離れて」+tegere「覆う」+ive「名詞語尾」の組み合わせです。これは、「覆い隠されたものを見つけ出す人」という意味であり、「探偵」という意味になりました。

ちなみに漫画「名探偵コナン」の英語版のタイトル「Detective Conan」でもdetectiveという単語が使われているので合わせて覚えておいた方がいいかもしれないです。

capere「握る」の場合はaccept(受け入れる)catch(捕まえる)capture (捕獲)があります。acceptad「〜に向かって」capere「握る」の組み合わせです。これは、「手に取る」という意味であり、「受け入れる」という意味になりました。catch は「手でつかむ」という意味であり、「捕まえる」という意味になりました。capture は「捕らえること」という意味であり、「捕獲」という意味になりました。

さいごに

みなさんは「deception」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、人や物事を騙すことや偽ることという意味もあります。また、de「下へ、離れて」+capere「握る」という語源を共有する単語もたくさんあります。

私はこの作品が面白いと思っています。特に「娘」役のアーニャのキャラが可愛らしいです。舌足らずな喋り方がかわいいし、超能力で人の心を読んだりするのも面白いです。そんなアーニャを演じている声優さんの種﨑敦美の演技がものすごいです。他の出演作品も何個か知っているのですが、演技力がすごいです。どこからあの声を出しているのかわからないくらい、もの凄い演技であると思います。当然かわいい演技です。子供らしい喋り方もうまいです。

アーニャ以外にも、この作品には魅力的なキャラクターがたくさんいます。そしてこの作品は、スパイや暗殺者というスリリングな設定と、家族や学校という日常的な設定とを組み合わせています。その結果、アクションやサスペンスだけでなく、コメディやドラマも楽しめる作品になっています。

それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜

参考文献

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