はじめに

こんにちは。今日は、大勢の人々や多数という意味の「crowd(群衆)」の意味と語源について見ていきましょう。この単語は、社会や文化などでよく使われる単語ですが、実はこの単語が歌われているアメリカのロックバンドBon Joviの楽曲「It’s My Life」も紹介します。

crowdの意味

crowd」とは、大勢の人々や多数という意味です。例えば、「彼は群衆から拍手を受けた(He received applause from the crowd.)」のように、「crowd」を使って人々の集まりや数を表現することができます。

また、「crowd」には、「押す、押し込む、押し合う」という動詞としての意味もあります。例えば、「彼女は荷物を部屋に詰め込んだ(She crowded the room with her luggage.)」のように、「crowd」を使って何かを圧迫する様子を表現することができます。

実際に使用されている場面

さて、英単語「crowd」が使われている有名な楽曲を紹介しましょう。それは、アメリカのロックバンドBon Joviの2000年に発表したヒット曲「It’s My Life」です。

 

This ain’t a song for the broken-hearted (woah oh, woah oh, oh)
No silent prayer for the faith-departed
I ain’t gonna be just a face in the crowd
You’re gonna hear my voice when I shout it out loud
 
It’s my life, it’s now or never
I ain’t gonna live forever
I just want to live while I’m alive
(It’s my life) My heart is like an open highway
Like Frankie said, “I did it my way”
I just wanna live while I’m alive
It’s my life

日本語訳: これは失意の人のための歌じゃない
信仰を失った者のための黙祷でもない
群衆の中のただの顔にはならない
大声で叫べば、僕の声が聞こえるだろう
 
俺の人生、今しかないんだ
永遠に生きるつもりはない
生きている間はただ生きていたい
(それが俺の人生) 僕の心は開かれたハイウェイのようだ
フランク・シナトラが言ったように、俺は自分の道を進んだ
生きている間はただ生きていたい
それが俺の人生だ

「It’s My Life」は、自分の人生を自分らしく生きることを歌ったアンセムであり、世界中で多くのファンに支持されました。特に、「I ain’t gonna be just a face in the crowd(群衆の中のただの顔にはならない)」というフレーズは、印象的ですね。このフレーズは、「crowd」の名詞としての意味を使っています。

この曲は、Bon Joviの7枚目のスタジオ・アルバム「Crush」からのリード・シングルです。アメリカのビルボード・ホット100では33位にとどまりましたが、他の市場ではトップ10入りし、8つのヨーロッパの国ではチャート1位を獲得しました。

ミュージック・ビデオは、ウェイン・イシャムが監督しました。YouTubeで最も視聴されたBon Joviのビデオであり、2021年6月には10億回の再生回数を突破しました。

この曲は、日本でも芸人のなかやまきんに君がネタ中のBGMに使用していることで知られています。この曲を聞いたことがある人も、聞いたことがない人も、ぜひネタもチェックしてみてください。

crowdの語源

crowd」の語源を辿ると、「crudan-」(押す、押しつぶす)に由来しています。

同じ語源を共有する単語

crowd」の語源である「crudan-」(押す、押しつぶす)を共有する単語もいくつかあります。

例えば、「crowdfunding」(群衆からの資金調達)です。これは、「crowd」(群衆)+「funding」(資金調達)の組み合わせであり、インターネットなどを通じて多くの人々から少額の資金を集めてプロジェクトや事業などを実現することを表します。ちなみに、この単語は一般的に「クラウドファンディング」と呼ばれています。

さいごに

みなさんは「crowd」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、大勢の人々や多数という意味もありますが、押す、押し込む、押し合うという動詞としての意味もあります。また、「crudan-」(押す、押しつぶす)という語源を共有する単語もいくつかあります。

私もこの曲が大好きです。この曲は、メロディーがキャッチーで、歌詞が自分の人生を主張する力強さがあります。この曲を聴くと、自分も自分の夢や目標に向かって頑張ろうと思えますね。

それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜

参考文献

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