はじめに
こんにちは。今日は、ある人や組織が他の人や組織の決定や提案を無効にする権利という意味の「veto(拒否権)」の意味と語源について見ていきましょう。この単語は、政治や法律などでよく聞く単語ですが、そしてこの単語が実際に使われたアメリカが特定のApple Watchモデルの輸入を禁止したニュースも紹介します。
vetoの意味
「veto」とは、「ある人や組織が他の人や組織の決定や提案を無効にする権利」という意味です。例えば、アメリカでは大統領が議会の法案に対して拒否権を行使することができますが、議会はその拒否権を覆すこともできます。また、国連安全保障理事会の常任理事国は、理事会の決議に対して拒否権を持っています。例えば、「アメリカ大統領は議会の法案に拒否権を発動した(The U.S. president vetoed the bill passed by Congress.)」などのように、「veto」を使って拒否権を表現することができます。
実際に使用されている場面
さて、英単語「veto」が使われているニュース記事を紹介しましょう。アメリカの報道局NBCが2023年12月26日に報じたニュース「U.S. ban on certain Apple Watch models takes effect in intellectual property dispute」の記事の中に出てきました。
The U.S. has officially banned imports of certain Apple Watch models after the Biden administration declined to veto an agency’s decision to restrict the products.
日本語訳: バイデン政権が製品を制限する当局の決定に拒否権を発動しなかったことを受け、米国はApple Watchの特定モデルの輸入を正式に禁止した。
です。この記事は、アメリカが知的財産権の紛争の中で、特定のApple Watchモデルの輸入を禁止したという内容を紹介しています。また、この禁止措置は、バイデン政権がある機関の決定に対して拒否権を行使しなかったことで発効したということも述べています。さらに、この決定は、10月に米国国際貿易委員会がAppleの製品がカリフォルニア州の医療機器会社Masimoの技術を侵害していると判断したことに基づいており、大統領の拒否権でしか覆せないということも説明しています。
この記事は、アメリカの大統領の拒否権に関する興味深い事例を紹介していますね。アメリカの大統領の拒否権とは、連邦議会で通過した法案に対して、大統領がその法案を無効にする権限のことです。この権限は、アメリカ合衆国憲法の第1章7条2項に規定されており、大統領は法案に署名を拒否して発議した院に返すことで拒否権を行使できます。ただし、議会は大統領の拒否権を覆すこともできます。そのためには、上院と下院の両方で3分の2以上の多数で再び法案を可決する必要があります。
vetoの語源
「veto」の語源を辿ると、「veto(自分が禁止する)」というラテン語の単語にたどり着きます。
同じ語源を共有する単語
「veto」の語源である「veto(自分が禁止する)」と同じ語源を共有する単語はありません。
さいごに
みなさんは「veto」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、「ある人や組織が他の人や組織の決定や提案を無効にする権利」という意味もあります。
私自身はアメリカが特定のApple Watchモデルの輸入を禁止したというニュースに驚きました。AppleとApple Watchは今後どうなっていくのでしょうか?
それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜