はじめに
こんにちは。今日は、輸入や輸出の商品にかかる税金という意味の「tariff(関税)」の意味と語源について見ていきましょう。この単語は、経済や政治などでよく聞く単語ですが、そしてこの単語が実際に使われたアメリカの企業が中国よりもインドをサプライチェーンとして注目しているニュースも紹介します。
tariffの意味
「tariff」とは、「輸入や輸出の商品にかかる税金」という意味です。国や地域が自国の産業や農業を保護したり、貿易のバランスを調整したりするために、外国からの商品に課す税金のことを表します。例えば、「アメリカは中国製の製品に高い関税をかけた(The U.S. imposed high tariffs on Chinese products.)」や、「日本とオーストラリアは関税を撤廃する協定を結んだ(Japan and Australia signed an agreement to eliminate tariffs.)」などのように、「tariff」を使って貿易に関する税金を表現することができます。
実際に使用されている場面
さて、英単語「tariff」が使われているニュース記事を紹介しましょう。アメリカの報道局CNBCが2024年1月24日に報じたニュース「China is ‘risky’ for supply chains and India a favored destination for U.S. firms, survey shows」の記事の中に出てきました。
“Companies are seeing India as a long-term investment strategy as opposed to a short-term pivot to avoid tariffs,” said Samir Kapadia, CEO of India Index and managing principal at Vongel Group, in an exclusive interview with CNBC.
日本語訳: India Indexの最高経営責任者(CEO)でVongel Groupのマネジング・プリンシパルを務めるサミール・カパディア氏はCNBCとの独占インタビューで、「企業はインドを関税回避のための短期的な戦略ではなく、長期的な投資戦略とみている」と語った。
です。この記事によると、アメリカ企業はますます中国をサプライチェーンにおける高いリスクと見なしており、その代わりに隣国のインドが注目されていると報じています。イギリスの市場調査会社、OnePollによる調査によれば、500人のアメリカの経営者のうち、61%がもし両国が同じ材料を製造できる場合、中国ではなくインドを選ぶと回答し、また56%が次の5年間でサプライチェーンのニーズに応えるために中国ではなくインドを好むと述べています。調査結果によれば、59%の回答者が中国から資材を調達することを「ややリスキー」または「非常にリスキー」と見なしており、これに対してインドは39%にとどまっています。この12月に行われた独立した第三者の調査は、市場調査会社India Indexが依頼したもので、参加した幹部のうち少なくとも25%が現在、中国またはインドからの輸入を行っていないことが示されています。
India IndexのCEOでありVongel GroupのマネージングプリンシパルであるSamir Kapadiaは、CNBCとの独占インタビューで、「企業は関税を回避するための短期的な動きではなく、インドを長期的な投資戦略と見ています」と述べました。
この記事では、「tariff」は「輸入や輸出の商品にかかる税金」という意味で使われています。記事の最後の文にある「avoid tariffs」というフレーズは、「関税を回避する」という意味です。つまり、アメリカの企業は、中国からの輸入に高い関税がかかるのを避けるために、インドに工場を移すということです。このように、「tariff」は、貿易に関する政策や戦略に影響を与える重要な単語です。
tariffの語源
「tariff」の語源を辿ると、アラビア語のta’rif「情報、通知、知らせること。支払うべき料金の一覧」に由来しています。
同じ語源を共有する単語
「tariff」の語源であるアラビア語のta’rif「情報、通知、知らせること;支払うべき料金の一覧」は、他の単語でも使用されています。
「ta’rif」という語源を共有する単語には、「tariffication(関税化)」や「tariff-free(関税なしの)」があります。「tariffication」は「tariff(関税)」+「-ation(名詞化する接尾辞)」の組み合わせであり、「関税を設定すること」という意味があります。例えば、「WTOは農業製品の関税化を推進している(The WTO is promoting the tariffication of agricultural products.)」や、「関税化は貿易の自由化につながると考えられている(Tariffication is believed to lead to trade liberalization.)」などのように、「tariffication」を使って関税を設定することを表現することができます。「tariff-free」は「tariff(関税)」+「-free(ないという意味の接尾辞)」の組み合わせであり、「関税がかからないこと」という意味があります。例えば、「彼らは関税なしでワインを輸入した(They imported wine tariff-free.)」や、「関税なしの貿易協定が締結された(A tariff-free trade agreement was signed.)」などのように、「tariff-free」を使って関税がかからないことを表現することができます。
さいごに
みなさんは「tariff」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、「輸入や輸出の商品にかかる税金」という意味もあります。また、アラビア語のta’rif「情報、通知、知らせること、支払うべき料金の一覧」という語源を共有する単語もたくさんあります。
私自身はアメリカの企業が中国よりもインドを好むという調査結果に興味深く読みました。中国とインドの貿易関係は今後どうなっていくのでしょうか?
それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜