はじめに
こんにちは。今日は、適切な時期や都合の良い状況という意味の「opportunity(機会)」の意味と語源について見ていきましょう。この単語は、ビジネスや教育などでよく使われる単語ですが、そしてこの単語が実際に使われたアメリカのヒップホップ歌手エミネムの代表曲「Lose Yourself」の歌詞も紹介します。
opportunityの意味
「opportunity」とは、「適切な時期や都合の良い状況」という意味です。何かをするのに最適な条件やタイミングを表します。例えば、「彼はこの機会を逃さなかった(He didn’t miss this opportunity.)」や、「彼女は海外留学の機会を得た(She got an opportunity to study abroad.)」などのように、「opportunity」を使って何かをするのに良い状況を表現することができます。
実際に使用されている場面
さて、英単語「opportunity」が使われている有名な歌詞を紹介しましょう。アメリカのヒップホップ歌手エミネムの代表曲「Lose Yourself」の歌詞の中に出てきます。
This opportunity comes once in a lifetime, yo You better.
日本語訳: この機会は人生で一度きりだ。しっかりしろ
です。この歌詞は、自分の夢を追うために一生に一度のチャンスを掴むべきだというメッセージを伝えています。
エミネムは、1972年10月17日にアメリカのミズーリ州カンザスシティで生まれました。幼少期は母親とともにカンザスシティとデトロイトを転々とし、友達関係を築くこともできず、困難な環境下で育ちました。唯一の癒しはラップ音楽でした。その後、彼はラップシーンで頭角を現し、1990年代半ばにはインディーズでアルバムをリリース。1999年、ドクター・ドレーの目に留まり、自身のレーベル「アフターマス」からデビュー。1stアルバム『The Slim Shady LP』が8週連続全米1位を達成と大ヒットし、その衝撃的なリリックとラップスキルで注目を浴びました。2000年代に入り、アルバムの大ヒットが続く一方で、私生活の乱れが報じられました。しかし、ライブでの圧倒的なパフォーマンスは高く評価され、2002年には自伝的映画『8 Mile』に主演し大ヒットしました。その後もヒップホップ界の大御所として君臨し続けています。アーティストでありながらプロデューサーとしても後進の指導にあたり、多彩な才能を発揮しています。
この曲「Lose Yourself」は、彼の代表曲の一つであり、自身が主演した半自伝的映画「8 Mile」の主題歌です。この映画は、エミネムの苦しい幼少期やラッパーとしての挫折と成功を描いた作品で、高い評価を得ました。
なお、この曲はニコニコ動画を中心に「エミネムさんが教えてくれる」シリーズでもよく使われており、一部界隈では有名です。「エミネムさんが教えてくれるシリーズ」とは、エミネムさんのラップに嘘字幕を付けて、様々なマニアックな知識を伝授してくれる動画シリーズです。このシリーズは、2011年に「エミネムさんがアクアリウムのやり方を教えてくれるそうです」という動画が投稿されてから始まりました。その後、多くの派生作品が作られ、ニコニコ動画やYouTubeなどで人気を集めました。例えば、「エミネムさんがエミネムについて教えてくれるそうです」や「エミネムさんが笑点について教えてくれるそうです」などがあります。このシリーズは、嘘字幕のセンスやユーモアも楽しめるシリーズです。未視聴の方はぜひ見てください。
opportunityの語源
「opportunity」の語源を辿ると、「ob-(向かって)」+「per-(導く、渡る)」に由来しています。
同じ語源を共有する単語
「opportunity」の語源である「ob-(向かって)」と「per-(導く、渡る)」は、他の単語でも使用されています。
「ob-(向かって)」という語源を共有する単語には、「obtain(得る)」や「obstacle(障害)」があります。「obtain」は「ob-(向かって)」+「tenere(持つ)」の組み合わせであり、「向かって持つ」という意味があります。例えば、「彼は博士号を取得した(He obtained a PhD.)」という文では、「obtain」は「博士号を手に入れる」という意味です。「obstacle」は「ob-(向かって)」+「stare(立つ)」の組み合わせであり、「向かって立つ」という意味があります。例えば、「彼は多くの障害を乗り越えた(He overcame many obstacles.)」という文では、「obstacle」は「進むのを妨げるもの」という意味です。
一方、「per-(導く、渡る)」という語源を共有する単語には、「port(港)」や「export(輸出)」や「import(輸入)」があります。「port」は「導かれるまたは渡る場所」という意味があります。例えば、「彼は港に着いた(He arrived at the port.)」という文では、「port」は「船が入る場所」という意味です。「export」は「ex-(外へ)」+「per-(導く、渡る)」の組み合わせであり、「外へ導くまたは渡す」という意味があります。例えば、「日本は自動車を多く輸出している(Japan exports a lot of cars.)」という文では、「export」は「他の国に売る」という意味です。「import」は「im-(内へ)」+「per-(導く、渡る)」の組み合わせであり、「内へ導くまたは渡す」という意味があります。例えば、「彼は中国からお茶を輸入した(He imported tea from China.)」という文では、「import」は「他の国から買う」という意味です。
さいごに
みなさんは「opportunity」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、「適切な時期や都合の良い状況」という意味もあります。また、「ob-(向かって)」+「per-(導く、渡る)」という語源を共有する単語もたくさんあります。
私の意見としては、この「Lose Yourself」が主題歌で使われた映画「8 Mile」はとても面白いと思います。エミネムの実話に基づいたストーリーや、彼の演技力、そしてヒップホップの魅力が感じられます。特に最後のラップ・バトルのシーンは、かっこいいと言わざるを得ません。このシーンは、彼のラップのスキルやセンス、そして人間性を見せてくれると思います。英語が分からなくても、このシーンだけでエミネムの凄さが伝わると思います。
それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜
参考文献
- Etymonline – Online Etymology Dictionary
- Weblio英和和英辞典
- エミネムさんが教えてくれるシリーズとは (エミネムサンガオシエテクレルシリーズとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
- EMINEM | エミネム – UNIVERSAL MUSIC JAPAN