はじめに
こんにちは。今日は、権限や権力に基づいて他人に何かを強制することや、そのような強制的な命令や指示という意味の「mandate(命令)」の意味と語源について見ていきましょう。そして、この単語が使われたアマゾンがオフィスへ復帰を拒否する社員の昇進を停止するニュースも紹介します。
mandateの意味
「mandate」とは、権力者や機関などから下される強制的な指示や要求という意味です。例えば、「政府はマスク着用を義務付けた(The government mandated wearing masks.)」などのように、「mandate」を使って上位の権威からの命令を表現することができます。また、「mandate」は、選挙で勝利した候補者や政党が、有権者から支持を得たということを示す言葉としても使われます。例えば、「彼は圧倒的な支持を受けて大統領に選ばれた(He was elected president with a overwhelming mandate.)」などのように、「mandate」を使って選挙での承認を表現することができます。
実際に使用されている場面
さて、英単語「mandate」が使われているニュース記事を紹介しましょう。アメリカの報道機関CNBCが2023年11月16日に報じたニュース「Amazon says employees may not get promoted if they ignore return-to-office mandate」の記事の中に出てきた
Amazon is dialing up the pressure on corporate employees who haven’t complied with the company’s return-to-office mandate.
アマゾンは、会社のオフィス復帰義務に従わない従業員に対する圧力を強めている。
この記事は、アマゾンが従業員へ会社のオフィスの復帰を命じたにもかかわらず、それに従わない社員に対して、昇進の機会を奪うという圧力をかけているという話を伝えています。具体的には、週に少なくとも3日間はオフィスに出勤することを求める方針に従わない社員は、昇進のプロセスに影響を受ける可能性があること言及しています。
この記事では、「mandate」は「オフィス復帰を強制する命令や方針」という意味で使われています。アマゾンは、コロナの影響でテレワークが進んだにもかかわらず、最近では社員に週に少なくとも3日間はオフィスに出社するように要求しています。
mandateの語源
「mandate」の語源を辿ると、「manus(手)」+「dare(与える)」に由来しています。
同じ語源を共有する単語
「mandate」の語源である「manus(手)」と「dare(与える)」は、他の単語でも使用されています。
「manus(手)」という語源を共有する単語には、「manage(管理する)」と「command(命令する)」と「recommend(推薦する)」があります。「manage」は「手で動かす」という意味があります。「command」は「com(共に)」+「manus(手)」の組み合わせであり、「共に手を持つ」という意味があります。「recommend」は「re(強意)」+「manus(手)」の組み合わせであり、「強く手を持つ」という意味があります。
一方、「dare(与える)」という語源を共有する単語には、「add(加える)」と「data(データ)」と「tradition(伝統)」があります。「add」は「ad(〜に、〜に向けて)」+「dare(与える)」の組み合わせであり、「近づいて与える」という意味があります。「data」は「dare(与える)」の派生したものであり、「与えられたもの」という意味があります。「tradition」は「trans(横切って、越えて、向こう側に)」+「dare(与える)」の組み合わせであり、「向こう側に与える」という意味があります。
さいごに
みなさんは「mandate」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、権力者や機関などから下される強制的な指示や要求という意味もあります。また、「manus(手)」+「dare(与える)」という語源を共有する単語もたくさんあります。
私自身はアメリカのAmazonが社員に対して出社を強制するというニュースに驚きました。コロナ禍で在宅勤務が普及した中で、出社を命じるというのはかなり厳しいですよね。Amazonの社員はどうなるのでしょうか?
それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜