はじめに
こんにちは。今日は、粗末な、生の、未加工のという意味の「crude」の意味と語源について見ていきましょう。この単語は、石油や金属などの自然のままの状態を表すときによく使われる単語ですが、この単語が実際に使われたインドがロシアから原油を購入して価格を抑えているニュースも紹介します。
crudeの意味
「crude」とは、「粗末な、生の、未加工の」という意味です。品質や技術が低い、洗練されていない、精製されていないという状態を表します。例えば、「crude tools(粗末な道具)」や、「crude jokes(下品な冗談)」などのように、「crude」を使って品質や技術が低いものを表現することができます。また、「crude oil(原油)」や、「crude metal(未精製の金属)」などのように、「crude」を使って自然のままの状態のものを表現することもできます。
実際に使用されている場面
さて、英単語「crude」が使われているニュース記事を紹介しましょう。アメリカの報道局CNBCが2024年2月8日に報じたニュース「‘World is grateful’: India keeps oil prices cheaper by buying from Russia, Indian oil minister says」の記事の中に出てきました。
India keeps global crude prices affordable by buying oil from Russia, India’s energy minister said. “The world is grateful to India for buying Russian oil. It’s not that they don’t want us to buy Russian oil,” India’s Minister of Petroleum and Natural Gas Hardeep Singh Puri told CNBC’s Sri Jegarajah on the sidelines of the India Energy Week conference in Goa.
日本語訳: インドのエネルギー大臣は、インドはロシアから原油を購入することで世界の原油価格を手頃な価格に保っていると述べた。 「世界はロシアの石油を購入したインドに感謝している。 私たちにロシアの石油を買ってほしくないわけではない」とインドのハーディープ・シン・プリ石油・天然ガス大臣は、ゴアで開催されたインド・エネルギー・ウィーク会議の傍ら、CNBCのシュリ・ジェガラジャに語った。
です。この記事によると、インドはロシアから原油を購入することで、世界の原油価格を安く保っているとインドのエネルギー大臣が述べました。インドの石油天然ガス大臣ハルディープ・シン・プリは、ゴアで開催されたインド・エネルギー・ウィーク会議の際に、CNBCのスリ・ジェガラジャに対して、「世界はインドがロシアの原油を購入してくれることに感謝している。彼らは私たちがロシアの原油を買わないというわけではない」と語りました。「もし私たちが中東の原油をもっと買い始めたら、原油価格は75ドルや76ドルではなく、150ドルになるだろう」と彼は付け加えました。2022年2月にロシアがウクライナに侵攻して以来、インドの精油所はロシアの割引された原油を買い占めています。その結果、ロシアはインドの原油輸入の約36%を占める最大の供給国となりました。一方、インドの中東からの原油輸入は過去最低になりました。
この記事では、「crude」は「原油」という意味で使われています。原油とは、自然のままで精製されていない石油のことです。原油は、地下から掘り出された後に、ガソリンやディーゼルなどの燃料や化学製品に加工されます。原油の価格は、世界のエネルギー需要や供給のバランスによって変動します。この記事では、インドがロシアから原油を購入することで、世界の原油価格を安く保っているということが説明されています。
これはインドの全方位外交のおかげでできていると言えます。インドは自国のエネルギー安全保障と経済発展のために、様々な国との関係を強化し、多様なエネルギー源を確保しようとしています。ロシアとの関係は、地政学的な利益だけでなく、エネルギー分野でも重要なものとなっています。
crudeの語源
「crude」の語源を辿ると、インドヨーロッパ祖語の「*kreue-(生の肉)」に由来しています。
同じ語源を共有する単語
「crude」の語源であるインドヨーロッパ祖語の「*kreue-(生の肉)」を共有する単語には、「raw(生の)」と「cruel(残酷な)」があります。
「raw」は、「生の、未加工の、未熟な」という意味です。例えば、「raw meat(生肉)」や、「raw talent(未熟な才能)」などのように、「raw」を使って生の状態や未熟な状態を表現することができます。一方で「cruel」は、「残酷な、無慈悲な」という意味です。例えば、「cruel treatment(残酷な扱い)」や、「cruel fate(過酷な運命)」などのように、「cruel」を使って残酷な状態や無慈悲な状態を表現することができます。
さいごに
みなさんは「crude」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、「粗末な、生の、未加工の」という意味もあります。また、「*kreue-(生の肉)」という語源を共有する単語もたくさんあります。
私自身はインドがロシアから原油を購入して価格を抑えるというニュースに興味深く読みました。アメリカの同盟国の日本では、このようなインドの動きは少し考えられないかもしれません。日本は中東からの原油依存度が高く、アメリカとの関係も重視しています。
それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜
参考文献
- Etymonline – Online Etymology Dictionary
- Weblio英和和英辞典
- 原油・石油・ガソリンは何が違う? ガソリン価格が変動する理由についても解説! : 刊行物 | 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構[JOGMEC]
- 1からわかる!インド グローバル・サウス旗手の全方位外交戦略 ロシア ウクライナ 中国 アメリカ 日本との関係は|NHK就活応援ニュースゼミ
- 令和5年12月分|石油統計速報(速報のみ)(METI/経済産業省)