はじめに
こんにちは。今日は、「投げる」や「投票する」を意味する英単語「cast(投票する、投げる)」について見ていきましょう。この単語は、選挙や株主総会などの場面でよく使われます。そしてこの単語が実際に使われた、テスラの株主が、CEOのイーロン・マスク氏に対する1兆ドル規模の報酬案を承認したというニュースも紹介します。
castの意味
「cast(投票する、投げる)」とは、「投票する」や「物を投げる」という意味を持つ動詞です。選挙や株主総会では「票を投じる」という意味で使われます。例えば、「彼女は候補者に投票した(She cast her vote for the candidate.)」や、「漁師は網を海に投げた(The fisherman cast his net into the sea.)」などの文脈で使用されます。
実際に使用されている場面
さて、英単語「cast(投票する、投げる)」が使われているニュース記事を紹介しましょう。BBCが2025年11月7日に報じた「Elon Musk’s $1tn pay deal approved by Tesla shareholders」という記事の中に出てきました。
The unprecedented deal was approved by 75% of Tesla shareholders who cast votes at the firm’s annual general meeting on Thursday.
日本語訳: この前例のない取引は、木曜日に開催された同社の年次株主総会で投票した株主の75%によって承認されました。
この記事では下記のことが書かれています。テスラの株主は、CEOのイーロン・マスク氏に対する記録的な報酬案を承認しました。この報酬案は最大で1兆ドル(約76兆円)に達する可能性があります。木曜日に開催された年次株主総会で投票した株主の75%がこの前例のない取引を承認しました。
この報酬案は、すでに世界一の富豪であるマスク氏が、今後数年間でテスラの電気自動車会社の市場価値を大幅に引き上げることを求めています。彼が様々な目標を達成すれば、数億株の新株が報酬として与えられます。
この取引の規模は物議を醸していますが、テスラの取締役会は、この案が承認されなければマスク氏が会社を去る可能性があり、彼を失うわけにはいかないと主張しました。発表はテキサス州オースティンでの会場から大きな拍手を受けました。マスク氏はステージに上がり、自分の名前を叫ぶ観客に合わせて踊りました。
マスク氏が今後10年間で報酬を最大化するために達成しなければならないマイルストーンには、テスラの市場価値を執筆時点の1.4兆ドルから8.5兆ドルに引き上げることや、100万台の自動運転「ロボタクシー」車両を商業運用することが含まれます。
この記事では、「cast(投票する、投げる)」は、株主総会で株主が票を投じるという意味で使用されています。
castの語源
「cast(投票する、投げる)」の語源は、古ノルド語の「kasta(投げる)」に由来します。この言葉は、物理的に何かを投げる動作から、投票という抽象的な行為にまで意味が広がりました。
同じ語源を共有する単語
「cast(投票する、投げる)」と同じ語源を持つ単語を見てみましょう。
古ノルド語の「kasta(投げる)」という部分を共有する単語には、「broadcast(放送する)」や「forecast(予測する))」、そして「downcast(落胆した)」があります。「broadcast(放送する)」は「broad-(広く)」+「cast(投げる)」の組み合わせで、「広く投げる」という意味になります。例文としては、「そのテレビ局はニュースを全国に放送した(The television station broadcast the news nationwide.)」があります。「forecast(予測する)」は「fore-(前に)」+「cast(投げる)」の組み合わせで、「前に投げる」、つまり「予測する」を意味します。例文としては、「気象学者は明日の天気を予測した(The meteorologist forecast tomorrow’s weather.)」があります。「downcast(落胆した)」は「down-(下に)」+「cast(投げる)」の組み合わせで、「下に投げられた」、つまり「落胆した」や「視線を落とした」を意味します。例文としては、「彼女は落胆した表情で立っていた(She stood with a downcast expression.)」があります。
さいごに
みなさんは「cast(投票する、投げる)」の意味や語源について理解できましたか? この単語は、「投票する」や「投げる」という意味があります。また、古ノルド語の「kasta(投げる)」という語源を共有する単語もたくさんあります。
それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜