はじめに
こんにちは。今日は、「どもる、吃音がある」を意味する英単語「stammer(どもる)」について見ていきましょう。この単語は、言語障害や話し方に関する文脈でよく使われます。そしてこの単語が実際に使われた、KFCがTikTokインフルエンサーの吃音を嘲笑した動画で謝罪したというニュースも紹介します。
stammerの意味
「stammer(どもる)」とは、「話すときにどもる、言葉がスムーズに出てこない」という意味を持つ単語です。この言葉は主に言語障害や吃音の症状を表現する際に使用されます。例えば、「彼は緊張すると言葉がどもる(He stammers when he gets nervous.)」や、「彼女は子どもの頃から吃音がある(She has had a stammer since childhood.)」などの文脈で使用されます。
実際に使用されている場面
さて、英単語「stammer(どもる)」が使われているニュース記事を紹介しましょう。BBCが2025年11月21日に報じた「KFC sorry for clip that mocked TikTok influencer’s stammer」という記事の中に出てきました。
A Welsh TikTok influencer says she feels “mocked” after a KFC franchise used a clip of her stammer in a now deleted social media post.
日本語訳: ウェールズ出身のTikTokインフルエンサーは、KFCのフランチャイズ店が彼女の吃音のクリップをソーシャルメディアの投稿に使用した後、「嘲笑された」と感じていると述べています。その投稿は現在削除されています。
この記事では下記のことが書かれています。ウェールズのポンティプリッド出身のTikTokインフルエンサー、ジェシー・イェンドルさんは、KFCのフランチャイズ店が彼女の吃音のクリップを使用したソーシャルメディアの投稿について、「嘲笑された」と感じていると述べています。ジェシーさんは、「ブランドが言語障害についてもっと教育されていない」ことに「本当に失望している」と語りました。
北マケドニアに拠点を置くKFCのフランチャイズ店がこの動画を投稿し、KFCは直接ジェシーさんに連絡を取り、「彼女が経験した傷つきについて謝罪する」と述べています。これは初めてのケースではなく、9月にはドイツのサッカークラブ、ボルシア・ドルトムントも彼女の吃音の動画をソーシャルメディアに投稿し、その後謝罪しました。トライアスロン主催者のアイアンマンも同様の動画を投稿し謝罪しましたが、ジェシーさんは「彼らが私の話し方をクリックベイトに使っている」と感じていると述べています。
KFCマケドニアが投稿した動画では、ジェシーさんが音を発するのに苦労している様子が映され、その後エレクトロニック・ダンス・トラックに切り替わり、さまざまなKFC製品が表示されています。TikTokで350万人のフォロワーを持つミミダーリングビューティーとして知られるジェシーさんは、フォロワーの一人からKFCの最新の件について知らされたと語っています。
彼女は「これが再び起こったことに本当に失望している」と述べ、「ブランドは今頃、言語障害についてもっと教育されているべきだと思っていた」と付け加えました。「彼らは私の声の短いクリップを使ったけれど、私は言語障害だけの存在ではなく、それ以上のものです。私は4年間インターネット上で認識を高めてきて、私のプラットフォームは私に声を与えてくれました」と語っています。
この記事では、「stammer(どもる、吃音)」は、ジェシー・イェンドルさんの言語障害を説明する際に使用されており、ブランドが彼女の吃音を無神経に使用したことが問題となっています。
stammerの語源
「stammer(どもる)」の語源は、原始ゲルマン語の「*stamro-(話すときにどもる、つかえる、ためらう、または口ごもる)」に由来します。この語根は、言葉が滑らかに出てこない状態を表現しており、古くから言語障害を指す言葉として使われてきました。
同じ語源を共有する単語
「stammer(どもる)」と同じ語源を持つ単語を見てみましょう。
原始ゲルマン語の「*stamro-(話すときにどもる、つかえる、ためらう、または口ごもる)」という部分を共有する単語には、「stumble(つまずく)」や「shtoom(黙っている)」があります。
「stumble(つまずく)」は、原始ゲルマン語の「*stamro-」から派生した言葉で、物理的につまずく動作だけでなく、言葉につまずく意味でも使われます。この組み合わせにより「滑らかに進めない」という共通の概念が生まれます。例文としては、「彼は暗闇で石につまずいた(He stumbled over a stone in the darkness.)」や、「彼女はスピーチの途中で言葉につまずいた(She stumbled over her words during the speech.)」があります。一方、「shtoom(黙っている)」は、イディッシュ語を経由して英語に入った言葉で、「口をつぐむ、何も言わない」という意味を持ちます。これも「*stamro-」の「口ごもる、ためらう」という概念から発展したものです。例文としては、「彼はその秘密について黙っていた(He kept shtoom about the secret.)」があります。このように「*stamro-」は「言葉が滑らかに出ない」という意味をもたらし、後に続く語の意味と結びついて新たな概念を形作っています。それぞれの単語が持つ背景を知ると、より深く英語の語彙に親しむことができそうですね。
さいごに
みなさんは「stammer(どもる、吃音)」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、「話すときにどもる、言葉がスムーズに出てこない」という意味があります。また、原始ゲルマン語の「*stamro-(話すときにどもる、つかえる、ためらう、または口ごもる)」という語源を共有する単語もいくつかあります。
それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜