はじめに

こんにちは。今日は、「欠陥のある、不完全な」を意味する英単語「faulty(欠陥のある)」について見ていきましょう。この単語は、日常生活から宇宙開発まで幅広い場面で使われます。そしてこの単語が実際に使われた、アルテミスIIの宇宙飛行士たちが月周回旅行2日目に地球へ交信したというニュースも紹介します。

faultyの意味

faulty(欠陥のある)」とは、「欠陥や不具合があり、正常に機能していない状態」を指します。この言葉は、機器の不具合や人の判断の誤りを表す場面でよく登場します。例えば、「その機械は欠陥があった(The machine was faulty.)」や、「欠陥のある製品は回収された(The faulty products were recalled.)」などの文脈で使用されます。

実際に使用されている場面

さて、英単語「faulty(欠陥のある)」が使われているニュース記事を紹介しましょう。BBCが2026年4月3日に報じた「Artemis II crew share first words from space」という記事の中に出てきました。

 

The excitement was palpable as the four Artemis II astronauts spoke to Earth on day two of their journey around the Moon on a range of issues from faulty toilets to sleeping in space, to the weight they were carrying with this historic mission.

日本語訳: アルテミスIIの4人の宇宙飛行士たちが、月周回旅行2日目に地球と交信した際の興奮は明らかで、故障したトイレから宇宙での睡眠、そしてこの歴史的なミッションに背負う重みまで、さまざまなテーマについて語りました。

この記事では下記のことが書かれています。アルテミスIIの乗組員4名は、月周回旅行の2日目に地球へのライブ中継を行い、宇宙からのさまざまな体験を共有しました。船長のリード・ワイズマン氏はブロードキャストの冒頭で、宇宙から見た地球の「壮観な眺め」について語りました。「極から極まで地球全体が見える。あれは最も壮観な瞬間で、私たち4人全員が思わず立ち止まった」と述べています。

乗組員には、パイロットのビクター・グローバー氏、ミッションスペシャリストのクリスティーナ・コッホ氏とジェレミー・ハンセン氏が含まれており、チームはオリオン宇宙船を月の裏側へと向かわせるための重要なエンジン噴射を完了しました。

10日間の旅では、地球から最大252,799マイル(約406,840km)離れた地点に達する予定で、これは1970年のアポロ13号が記録した248,655マイルという従来の記録を超えるものです。

また乗組員は、サンフランシスコの8歳の少年ルーカス・イー君がデザインした月のマスコットのぬいぐるみを携えながら、宇宙からのライブ中継を行いました。ワイズマン船長は、これまで人類が到達したことのない距離まで旅するという歴史的ミッションの「重力=重大性」を乗組員全員が認識していると語りました。

この記事では、「faulty(欠陥のある)」は、宇宙船内のトイレが正常に機能していない状態を表すために使用されています。

faultyの語源

faulty(欠陥のある)」の語源は、ラテン語の「falsus(欺瞞的、偽りの、偽造の)」に由来します。この「falsus」が古フランス語の「faute(欠如、過ち)」を経て英語の「fault(欠陥、過ち)」となり、そこに形容詞を作る接尾辞「-y」が加わって「faulty」が生まれました。つまり「fault(欠陥)」+「-y(〜の性質を持つ)」という組み合わせで、「欠陥を持つ状態」を意味する形容詞が形成されています。

同じ語源を共有する単語

faulty(欠陥のある)」と同じラテン語の語源「falsus(欺瞞的、偽りの、偽造の)」を持つ単語を見てみましょう。

まず「fault(欠陥、過ち)」は、「falsus(偽りの)」が古フランス語「faute」を経て英語に定着した単語です。「faulty」の土台となる語そのものであり、名詞・動詞として幅広く使われます。例文としては、「その事故は彼の過失だった(The accident was his fault.)」があります。この単語は、誤りや欠陥を端的に表す核心的な語です。

次に「faultless(欠点のない)」は、「fault(欠陥)」+「-less(〜のない)」という組み合わせで成り立っています。「欠陥がまったく存在しない完璧な状態」を意味します。例文としては、「彼女のパフォーマンスは申し分なかった(Her performance was faultless.)」があります。

最後に「fault-finding(欠点を探すこと、あら探し)」は、「fault(欠点)」+「finding(見つけること)」という組み合わせです。他者の欠点や誤りを積極的に探し出す行為や傾向を指します。例文としては、「絶え間ないあら探しはチームの士気を下げる(Constant fault-finding lowers team morale.)」があります。

さいごに

みなさんは「faulty(欠陥のある)」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、「欠陥のある、不完全な」という意味を持ち、宇宙船のトイレ故障のような身近な不具合から技術的な問題まで幅広く使われます。また、ラテン語「falsus(欺瞞的、偽りの)」を語源に共有する「fault」「faultless」「fault-finding」といった単語もあわせて覚えると語彙力がさらに深まります。

それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜

参考文献

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