はじめに

こんにちは。今日は「なだめるような、懐柔的な」を意味する英単語「 conciliatory(懐柔的な) 」を見ていきましょう。この単語は外交や対立解消の場面でよく使われます。トランプ氏がベネズエラの新指導者に対し、正しい行動をしなければ大きな代償を払うことになると警告した最新ニュースと共にご紹介します。

conciliatoryの意味

conciliatory(懐柔的な) 」とは、敵対的な相手をなだめたり、和解を求めて歩み寄ったりする態度を指します。対立を収束させようとする際に非常に重要なキーワードです。例えば「彼女は紛争を解決するために懐柔的な態度をとった(She took a conciliatory approach to resolve the conflict.)」や「彼は怒っている顧客に対して懐柔的な返答をした(He gave a conciliatory reply to the angry customer.)」のように使われます。

実際に使用されている場面

英単語「 conciliatory(懐柔的な) 」が使用されているニュース記事を紹介します。BBCが2026年1月5日に報じた「Trump warns new Venezuelan leader as Maduro set to appear in court」という記事の中で登場しました。

 

Rodríguez – who served as Maduro’s vice president – adopted a conciliatory tone at her first cabinet meeting on Sunday, offering co-operation with the US.

日本語訳:マドゥロ氏の副大統領を務めたロドリゲス氏は、日曜日の初閣僚会議で懐柔的なトーンを採用し、米国への協力を申し出ました。

この記事では以下のことが書かれています。トランプ大統領はベネズエラの新リーダーであるデルシー・ロドリゲス氏に対し、もし「正しいこと」をしなければ、前任のマドゥロ氏よりもさらに大きな代償を払うことになると警告しました。この発言は、ニューヨークの裁判所に出廷予定のマドゥロ前大統領に対する米国の厳しい姿勢を背景に行われたものです。米国はマドゥロ氏を麻薬テロリスト政権の運営者として起訴していますが、彼はこれを全面的に否定しています。

一方で、ロドリゲス氏は日曜日の閣僚会議において、国際法の枠組みの中で共有された発展に向けた協力を米国政府に呼びかけるなど、これまでの敵対関係を緩和しようとする姿勢を見せました。彼女は月曜日の朝に大統領に就任する予定です。マルコ・ルビオ米国務長官は、米国はベネズエラと戦争状態にあるわけではないと述べていますが、一部の民主党議員は先週末の軍事行動を戦争行為であると批判しており、状況は緊迫しています。トランプ氏はインタビューで、現状よりも体制転換の方がベネズエラにとって好ましいとの考えを強調しています。この記事において「 conciliatory(懐柔的な) 」は、米国に対して協調的な姿勢を示したロドリゲス氏の言動を形容するために使われています。

conciliatoryの語源

conciliatory(懐柔的な) 」の語源は、ラテン語の「conciliare(結合させる、呼び集める)」に由来しています。この英単語は、「 com-(一緒に) 」と「 *kele-(叫ぶ、呼び出す) 」という要素の組み合わせで構成されています。人々を一箇所に呼び集めて意見を調整し、和解させるというプロセスがこの単語の核心にあります。

同じ語源を共有する単語

conciliatory(懐柔的な) 」に関連する語源を持つ単語をいくつか見ていきましょう。

まずは接頭辞「 com-(一緒に) 」を共有する単語を見ていきましょう。一つ目は「 combine(組み合わせる) 」です。これは「 com-(一緒に) 」と「 bini(二つずつ) 」が組み合わさってできています。「二つのものを一つにまとめる」というイメージです。例文は「二つの会社が合併して新しい事業を始めた(The two companies combined to start a new business.)」です。二つ目は「 company(会社、仲間) 」です。これは「 com-(一緒に) 」と「 panis(パン) 」から構成されており、「一緒にパンを食べる仲間」が本来の意味です。例文は「私は彼の会社で働いている(I work for his company.)」です。

次に、印欧語根の「 *kele-(叫ぶ、呼ぶ) 」を共有する単語を紹介します。一つ目は「 reconciliation(和解) 」です。この単語は「 re-(再び) 」+「 com-(一緒に) 」+「 *kele-(呼ぶ) 」という贅沢な組み合わせで成り立っています。「再び一緒に呼び集める」ことから、壊れた関係を修復することを意味します。例文は「彼らは長い沈黙の末に和解した(They reached a reconciliation after a long silence.)」です。二つ目は「 claim(主張する) 」です。これは「 *kele-(叫ぶ) 」が直接の由来で、大声で自分の正当性を訴えることを指します。例文は「彼女は自分にその権利があると主張した(She claimed that she had the right.)」です。最後は「 clear(明確な) 」です。これも「 *kele-(叫ぶ) 」から派生しており、もともとは「はっきりと聞こえる音」を指していました。そこから視覚的にも「澄み渡った、明らかな」という意味になりました。例文は「その問題に対する解決策は明確だ(The solution to the problem is clear.)」です。

さいごに

conciliatory(懐柔的な) 」の意味や語源について理解を深めることはできましたか。この単語は、国際情勢やビジネスの和解交渉など、歩み寄りが求められる場面で頻出する重要な表現です。「 com-(一緒に) 」と「 *kele-(叫ぶ) 」という語源を意識して、ぜひ実際のニュースなどでも探してみてください。

それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜

参考文献

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