はじめに

こんにちは。今日は、「人類愛に基づいて慈善活動を行う人」を意味する英単語「philanthropist(慈善家)」について見ていきましょう。この単語は、社会貢献や慈善事業の文脈でよく使われます。そしてこの単語が実際に使われた、トム・クルーズが初のオスカー像を受賞し、シンガーで慈善家のドリー・パートンらと共に名誉賞を受け取ったというニュースも紹介します。

philanthropistの意味

philanthropist(慈善家)」とは、「人類愛に基づいて慈善活動を行う人」を指します。この言葉は社会貢献や慈善事業に関する議論でよく登場します。例えば、「彼女は教育支援に力を注ぐ慈善家だ(She is a philanthropist dedicated to educational support.)」や、「その億万長者は著名な慈善家として知られている(The billionaire is known as a prominent philanthropist.)」などの文脈で使用されます。

実際に使用されている場面

さて、英単語「philanthropist(慈善家)」が使われているニュース記事を紹介しましょう。BBCが2025年11月18日に報じた「Tom Cruise on his first Oscar: Making films ‘is who I am’」という記事の中に出てきました。

Cruise, 63, accepted an honorary Oscar at the annual Governors Awards in Hollywood alongside singer-philanthropist Dolly Parton, choreographer Debbie Allen and production designer Wynn Thomas.

日本語訳: 63歳のクルーズは、ハリウッドで開催された年次ガバナーズ・アワードで、シンガーで慈善家のドリー・パートン、振付師のデビー・アレン、プロダクションデザイナーのウィン・トーマスと共に名誉オスカーを受け取りました。

この記事では下記のことが書かれています。アメリカの映画スター、トム・クルーズが初めてオスカー像を手にしました。クルーズは、ハリウッドで開催された年次ガバナーズ・アワードで名誉オスカーを受賞し、シンガーで慈善家のドリー・パートン、振付師のデビー・アレン、プロダクションデザイナーのウィン・トーマスと共に表彰されました。

4度のオスカー候補となった63歳のクルーズは日曜日、待ちに待ったアカデミー賞の栄誉を受け、映画への愛を語る受賞スピーチを行いました。「映画を作ることは私がすることではなく、私そのものだ」と語ったトップガンやミッション・インポッシブルの俳優は、カメラの前と後ろで活躍する映画製作者たち、45年のキャリアで共に働いてきた人々、そして映画の持つ力に敬意を表しました。

ステージに上がると、クルーズは観客席にいたスティーブン・スピルバーグ、レオナルド・ディカプリオ、ジェリー・ブラッカイマーらから数分間にわたるスタンディングオベーションと盛大な拍手を受けました。クルーズと共に今後の映画を撮影予定の映画監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが、この俳優にガバナーズ賞を授与しました。

スピーチでクルーズは、「映画は私を世界中に連れて行ってくれる。違いを理解し尊重することを助けてくれる。また、私たちがいかに多くの点で似ているか、私たちの共通の人間性を示してくれる。どこから来たとしても、劇場では一緒に笑い、一緒に感じ、一緒に希望を抱き、一緒に夢を見る。それがこの芸術形式の力だ。だからこそ重要なのだ。だからこそ私にとって重要なのだ。映画を作ることは私がすることではなく、私そのものだ」と語りました。

この記事では、「philanthropist(慈善家)」は、音楽活動と並行して慈善活動に熱心に取り組むドリー・パートンを表現するために使用されています。

philanthropistの語源

philanthropist(慈善家)」の語源は、「phil-(愛する)」+「anthrōpos(人類)」+「-ist(~主義者、~する人)」に由来します。この組み合わせは、「人類を愛する人」という意味を表しています。

同じ語源を共有する単語

philanthropist(慈善家)」と同じ語源を持つ単語を見てみましょう。

phil-(愛する)」という部分を共有する単語には、「philosophy(哲学)」や「philharmonic(管弦楽の)」があります。「philosophy(哲学)」は、「phil-(愛する)」と「sophia(知恵)」から成り立ちます。この組み合わせにより「知恵を愛すること」、つまり「哲学」という意味が生まれます。例文としては、「彼は大学で哲学を学んでいる(He is studying philosophy at university.)」があります。一方、「philharmonic(管弦楽の)」は、「phil-(愛する)」と「harmonia(調和)」から成り立っています。この組み合わせにより、「調和を愛する」、すなわち「管弦楽の」という意味が形成されます。例文としては、「彼女はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行った(She went to a concert by the Vienna Philharmonic Orchestra.)」があります。

anthrōpos(人類)」という部分を共有する単語には、「anthropology(人類学)」や「misanthrope(人間嫌い)」があります。「anthropology(人類学)」は「anthrōpos(人類)」+「-logy(学問)」の組み合わせで、「人類についての学問」という意味になります。例文としては、「彼女は文化人類学を専攻している(She majors in cultural anthropology.)」があります。「misanthrope(人間嫌い)」は「mis-(嫌う)」+「anthrōpos(人類)」の組み合わせで、「人類を嫌う人」を意味します。例文としては、「その隠者は人間嫌いとして知られていた(The hermit was known as a misanthrope.)」があります。

-ist(~主義者、~する人)」という部分を共有する単語には、「artist(芸術家)」や「scientist(科学者)」、そして「journalist(ジャーナリスト)」があります。「artist(芸術家)」は「art(芸術)」+「-ist(~する人)」の組み合わせで、「芸術を創作する人」という意味になります。例文としては、「彼は才能ある画家だ(He is a talented artist.)」があります。「scientist(科学者)」は「science(科学)」+「-ist(~する人)」の組み合わせで、「科学を研究する人」を意味します。例文としては、「その科学者は新しい治療法を発見した(The scientist discovered a new treatment.)」があります。「journalist(ジャーナリスト)」は「journal(新聞、雑誌)」+「-ist(~する人)」の組み合わせで、「報道に携わる人」を意味します。例文としては、「彼女は国際ニュースを取材するジャーナリストだ(She is a journalist covering international news.)」があります。

さいごに

みなさんは「philanthropist(慈善家)」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、「人類愛に基づいて慈善活動を行う人」という意味もあります。また、「phil-(愛する)」+「anthrōpos(人類)」+「-ist(~主義者、~する人)」という語源を共有する単語もたくさんあります。

それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜

参考文献

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