はじめに
こんにちは。今日は、「周辺の」や「周辺機器」を意味する英単語「peripheral」について見ていきましょう。この単語は、特にコンピューターやゲームの分野でよく使われます。そしてこの単語が実際に使われた、任天堂が福岡に公式ストアをオープンするというニュースも紹介します。
peripheralの意味
「peripheral」とは、「中心から離れたもの」や「周辺にあるもの」を指します。特にテクノロジーの分野では、「周辺機器(peripheral devices)」として、コンピューターやゲーム機に接続するデバイスを指すことが多いです。例えば、「キーボードやマウスはコンピューターの周辺機器です。(Keyboards and mice are computer peripherals.)」というような使い方をします。
実際に使用されている場面
さて、「peripheral」が使われているニュース記事を紹介しましょう。Anime News Networkが2025年5月19日に報じた「Nintendo to Open 4th Official Japanese Store in Fukuoka」の記事の中に出てきました。
The first official Nintendo store in Japan opened in November 2019 at Shibuya Parco in Tokyo. The second Nintendo store opened in November 2022 at Daimaru Umeda in Osaka. The third Nintendo store opened in October 2023 at Kyoto Takashiyama SC in Kyoto. The stores sell consoles, games, peripherals, and other related goods. The stores also hold events and game experiences.
日本語訳: 日本初の任天堂オフィシャルストアは、2019年11月に東京・渋谷パルコにオープンしました。2号店は2022年11月に大阪・大丸梅田店に、3号店は2023年10月に京都・京都高山SCにオープンしました。店舗では、ゲーム機本体、ゲームソフト、周辺機器、関連グッズの販売に加え、イベントやゲーム体験会も開催しています。
この記事では下記のことが書かれています。任天堂は、2025年末までに福岡に新たな公式ストアをオープンすることを発表しました。場所はJR博多駅直結の商業施設「アミュプラザ博多」で、詳細は今後発表される予定です。この店舗は、日本国内で4番目の任天堂直営店となります。
国内の任天堂ストアは、2019年11月に東京・渋谷パルコに第1号店がオープンし、2022年11月には大阪・大丸梅田、2023年10月には京都・高島屋SCにも店舗が展開されています。いずれの店舗でも、ゲーム機やソフト、関連グッズの販売に加え、イベントやゲーム体験なども行われています。
海外では、アメリカ・ニューヨークのロックフェラーセンターに「Nintendo NY」があります。そして2025年5月15日には、サンフランシスコのユニオンスクエアにも新たな公式ストアがオープンしました。
また、2023年2月には「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が米ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにオープンし、「マリオカート:クッパの挑戦」や「キノピオカフェ」、キャラクターとのふれあい体験やグッズ販売など、ファンにとって魅力的なアトラクションが揃っています。
さらに、2023年10月2日には京都に「任天堂ミュージアム」がオープンし、同社の歴史や製品をより深く知ることができる施設として注目を集めています。
語源の紹介
「peripheral」の語源は、「peri-(周囲に)」+「pherein(運ぶ)」です。この組み合わせが、「周囲にあるもの」「周辺に持ち運ばれるもの」という意味を形成しています。
同じ語源を共有する単語
「peri-(周囲に)」という語源を持つ単語には、「period(期間)」と「perimeter(周囲の長さ)」があります。period は「peri-(周囲に)」と「hodos(道)」が組み合わさった言葉で、「一定の道筋をたどる時間」、つまり「期間」という意味になります。例えば、「競技の期間は3か月です。(The time period for the competition is three months.)」のように使われます。perimeter は「peri-(周囲に)」と「metron(測る)」が組み合わさった言葉で、「周囲の長さを測ったもの」、つまり「周囲の長さ」という意味を持ちます。「警察は建物の周囲を確保した。(The police secured the perimeter of the building.)」のような文脈で使用されます。
「pherein(運ぶ)」という語源を持つ単語には、「euphoria(幸福感)」、「dysphoria(不快感)」、そして「metaphor(比喩)」があります。euphoria は「eu-(良い)」と「pherein(運ぶ)」が組み合わさってできた言葉で、「良い感情を運ぶ」、つまり「幸福感」を意味します。「大会に優勝して彼は幸福感に包まれた。(Winning the tournament filled him with euphoria.)」のように使われます。dysphoria は「dys-(悪い)」と「pherein(運ぶ)」の組み合わせで、「悪い感情を運ぶ」、つまり「不快感」という意味になります。「彼女はストレスの多い環境のせいで不快感を覚えた。(She experienced dysphoria due to the stressful environment.)」のように使用されます。metaphor は「meta-(超える)」と「pherein(運ぶ)」が組み合わさった言葉で、「意味を別のものへ運ぶ」、つまり「比喩」を指します。「時間はお金というフレーズは比喩です。(The phrase ‘time is money’ is a metaphor.)」のように活用されます。
さいごに
「peripheral」は、「中心から離れたもの」や「周辺機器」を意味し、特にテクノロジーの分野で頻繁に登場する単語です。その語源を辿ると、「周囲に運ばれるもの」という意味が由来していることがわかります。身近なデバイスやアクセサリーも、この単語の範疇に入るかもしれませんね。
それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜