はじめに

こんにちは。今日は、「免疫」を意味する英単語「immunity(免疫)」について見ていきましょう。この単語は、医学や健康に関する文脈でよく使われます。そしてこの単語が実際に使われた、アルコールが体に与えるダメージと健康リスクについてのCNNのニュースも紹介します。

immunityの意味

immunity(免疫)」とは、「病気や感染に対する抵抗力・免疫」を指します。この言葉は医学・健康・法律など幅広い場面で登場します。例えば、「ワクチンは免疫を高めるのに役立つ(Vaccines help boost your immunity.)」や、「彼女はそのウイルスに対して免疫を持っている(She has immunity against the virus.)」などの文脈で使用されます。

実際に使用されている場面

さて、英単語「immunity(免疫)」が使われているニュース記事を紹介しましょう。CNNが2026年5月14日に報じた「You can reverse much of the damage alcohol has done to your body, science says」という記事の中に出てきました。

 

It’s hard to believe that such seemingly innocent behavior reduces our immunity to infectious disease and raises the risk of cancer and other chronic diseases — but according to science, it does.

日本語訳: そのような一見無害に見える行動が、感染症に対する免疫を低下させ、がんやその他の慢性疾患のリスクを高めるとは信じがたいことですが、科学によればそれは事実なのです。

この記事では下記のことが書かれています。アルコールは私たちの生活に深く結びついているように感じられます。友人との近況報告をしながら飲むビールやワイン、長い一日の終わりに飲むカクテル、パーティーでの乾杯など、日常の様々な場面でアルコールは存在感を示しています。しかし科学はその危険性について明確な答えを出しています。

デンバーのナショナル・ジューイッシュ・ヘルスで心臓血管の予防とウェルネスを担当するアンドリュー・フリーマン博士は、アルコールは本質的に有毒であり、消毒や生物の殺菌にも使用されると述べ、いかなる量であっても安全とは言えないと警告しています。最新のデータによれば、飲酒はアルコール関連心疾患、精神病性障害、胃炎、潰瘍、膵炎、脂肪肝疾患、さらには胎児性アルコール症候群や肝硬変を含む62種類もの疾患に直接関与していることが明らかになっています。

トロントの精神保健政策研究所のシニア科学者、ユルゲン・レーム氏は、これらの疾患はアルコール使用がなければ存在すらしなかったと断言しています。さらに乳がんをはじめとするがん、心疾患、脳卒中、糖尿病、認知症など30種類の疾患においても、アルコールが一定の割合で関与していると指摘されています。

この記事では、「immunity(免疫)」は、アルコール摂取によって低下する感染症に対する身体の防御力を表す文脈で使用されています。

immunityの語源

immunity(免疫)」の語源は、「in-(否定)」と、インドヨーロッパ祖語の「*mei-(変化する、行く、動く)」に由来します。この組み合わせは、「変化や影響を受けない」、つまり「外部からの攻撃や義務を免れている状態」という意味を表しています。ラテン語では「immunis(免除された)」という形で使われ、それが英語の「immunity」へと発展しました。

同じ語源を共有する単語

immunity(免疫)」と同じ語源を持つ単語を見てみましょう。

in-(否定)」という部分を共有する単語には、「invisible(見えない)」や「incomplete(不完全な)」があります。「invisible(見えない)」は「in-(否定)」と「visible(見える)」から成り立ちます。この組み合わせにより「見ることができない」という意味が生まれます。例文としては、「ウイルスは肉眼では見えない(Viruses are invisible to the naked eye.)」があります。「incomplete(不完全な)」は「in-(否定)」と「complete(完全な)」から成り立ちます。例文としては、「そのデータはまだ不完全だ(The data is still incomplete.)」があります。このように「in-」は後に続く語の意味を反転させ、否定の概念を加える働きをしています。

インドヨーロッパ祖語の「*mei-(変化する、行く、動く)」という部分を共有する単語には、「common(共通の)」と「commute(通勤する)」、そして「migration(移住)」があります。「common(共通の)」は「com-(共に)」と「*mei-(変化する、動く)」の組み合わせで、「共に動くもの」、つまり「共通の・一般的な」という意味になります。例文としては、「風邪は最も一般的な病気のひとつだ(A cold is one of the most common illnesses.)」があります。「commute(通勤する)」は「com-(共に)」と「*mei-(動く)」の組み合わせで、「定期的に場所を移動する」という意味になります。例文としては、「彼は毎日電車で通勤している(He commutes to work by train every day.)」があります。「migration(移住)」は「*mei-(動く、移動する)」に由来し、「ある場所から別の場所へ移動すること」を意味します。例文としては、「気候変動が野生動物の移動パターンに影響を与えている(Climate change is affecting the migration patterns of wildlife.)」があります。

さいごに

みなさんは「immunity(免疫)」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、「感染症や疾患に対する身体の抵抗力」という意味を持ちます。また、「in-(否定)」とインドヨーロッパ祖語の「*mei-(変化する、行く、動く)」という語源を共有する単語もたくさんあります。

それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜

参考文献

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