はじめに

こんにちは。今日は、「熱中症」ことを意味する英単語「heatstroke(熱中症)」について見ていきましょう。この単語は、気象や医療の世界でよく使われます。そしてこの単語が実際に使われた、日本国内で猛暑の影響で熱中症で緊急搬送される患者数が急増しているというニュースも紹介します。

heatstrokeの意味

heatstroke」とは、「熱中症」ことを意味します。例えば、「彼は熱中症で病院に運ばれた(He was rushed to the hospital for heatstroke.)」や、「熱波の間に熱中症で倒れる人が増えている(The number of people falling ill with heatstroke is increasing during the heatwave.)」などのように、「heatstroke」を使って熱中症の状態を表現することができます。

実際に使用されている場面

さて、英単語「heatstroke」が使われているニュース記事を紹介しましょう。日本の報道局The Japan Timesが2024年7月9日に報じたニュース「Canada faces pressure at Nato summit for riding on ‘coattails’」の記事の中に出てきました。

 

The number of patients rushed to hospitals for heatstroke over the week through Sunday quadrupled from the week before as the mercury hit 40 degrees Celsius in some cities amid a sweltering heat wave, preliminary data from the Fire and Disaster Management Agency showed Tuesday.

日本語訳: 猛暑の中、一部の都市では気温が40度に達し、日曜までの1週間に熱中症で救急搬送された患者の数は前週の4倍に増加したことが、消防庁の暫定データで火曜日に明らかになった。

です。この記事では、日本国内で猛暑の影響で熱中症で緊急搬送される患者数が急増したと報じています。消防庁によると、先週(日曜日までの1週間)に熱中症の疑いで救急病院に運ばれた人数は前週の4倍に達し、9,105人が緊急医療を受けました。これは昨年同時期の2倍以上です。

65歳以上の高齢者が5,378人で全体の59.1%を占めており、最も多くの搬送があったのは東京で907件、次いで愛知が763件でした。患者が運ばれた場所としては、自宅で発見された人が最も多く37.9%、次いで道路や歩道で発見された人が20.6%でした。今後さらに患者数が増加し、病院に負担がかかることが予想されます。

この記事では、「heatstroke」は熱波による熱中症患者数の増加という文脈で使われています。

heatstrokeの語源

「heatstroke」の語源は、古英語「hat(暑い)」とインドヨーロッパ祖語の「*strig-(なでる、こする、押す)」に由来しています。これは、暑さにより体が過度に熱を吸収し、冷却機能が追いつかなくなる状態を表しています。

同じ語源を共有する単語

heatstroke」の語源である「hat(暑い)」と「*strig-(なでる、こする、押す)」は、他の単語でも使用されています。

hat」という語源を共有する単語には、「heat(熱)」、「hot(暑い)」、「overheat(過熱する)」などがあります。これらの単語は、すべて「hat(暑い)」という語源を共有しています。「heat」は、「hat(暑い)」の組み合わせで、「熱」を意味します。例文としては、「彼は熱を感じた(He felt the heat.)」などがあります。「hot」は、「hat(暑い)」の組み合わせで、「暑い」という意味を持ちます。例文としては、「今日はとても暑い(It’s very hot today.)」などがあります。「overheat」は、「hat(暑い)」と「over-(過ぎる)」の組み合わせで、「過熱する」という意味を持ちます。例文としては、「エンジンが過熱した(The engine overheated.)」などがあります。

一方、「*strig-」という語源を共有する単語には、「stroke(なでる)」、「stripe(線)」、「streak(筋)」があります。「stroke」は、「*strig-(なでる、こする、押す)」の組み合わせで、「なでる」という意味を持ちます。例文としては、「彼は猫を撫でた(He stroked the cat.)」などがあります。「stripe」は、「*strig-(なでる、こする、押す)」と「-pe(形)」の組み合わせで、「線形」という意味を持ちます。例文としては、「彼のシャツには縞がある(His shirt has stripes.)」などがあります。「streak」は、「*strig-(なでる、こする、押す)」の組み合わせで、「筋」という意味を持ちます。例文としては、「彼は窓に筋を引いた(He streaked the window.)」などがあります。

さいごに

みなさんは「heatstroke」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、「体温が急激に上昇し、体の調節機能が失われる」という意味を持ちます。また、「hat(暑い)」と「*strig-(なでる、こする、押す)」という語源を共有する単語もたくさんあります。

私自身はこのニュースを興味深く読みました。最近の暑さは本当に冗談にならないほどで、日中に畑仕事をしていると、昔の感覚のままでは熱中症で緊急搬送され、命を落とすこともあります。熱中症は重篤化すると命に関わるだけでなく、回復したとしても後遺症が残ることがあります。最近は軽い散歩だけでも汗だくになるほどです。皆さんも、できるだけ空調の効いた部屋で過ごし、水分補給を忘れないようにしてくださいね。

それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜

参考文献

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