はじめに
こんにちは。今日は、他人を受け入れることができないという意味の「exclusive(排他的な)」の意味と語源について見ていきましょう。この単語は、社交界やクラブなどでよく聞く単語ですが、映画「ジョン・ウィック」で使われたシーンも紹介します。
exclusiveの意味
「exclusive」とは、他人を受け入れることができないという意味です。独占的な、権利や特権を持つ、高級な、限定的ななどのニュアンスもあります。例えば、「彼女は会員制クラブのメンバーです(She is a member of an exclusive club.)」などのように、「exclusive」を使って他人に閉ざされたグループや場所を表現することができます。
実際に使用されている場面
さて、「exclusive」が使われている映画のシーンを紹介しましょう。キアヌ・リーヴス主演の映画「ジョン・ウィック」(原題: John Wick)の中に出てきたロシアンマフィアのヴィゴ・タラソフとスナイパーのマーカスのやり取りです。
Is the contract exclusive?
日本語訳: この契約は独占か?
ここはヴィゴがマーカスにキアヌ・リーヴス演じるジョン・ウッィックの殺害を依頼するシーンです。マーカスは依頼を受ける前に、「Is the contract exclusive?」と聞きます。これは、「この契約は私だけに与えられたものですか?それとも他にも殺し屋が雇われていますか?」という意味です。ヴィゴは「No, it’s open.」と答えます。これは、「いいえ、この契約は誰でも受けられます」という意味です。
映画「ジョン・ウィック」は、キアヌ・リーブスが裏社会の伝説の殺し屋を演じるアクション映画です。妻を亡くした彼は、妻から贈られた子犬と暮らしていましたが、ロシアン・マフィアに車と子犬を奪われてしまいます。それをきっかけに、彼は復讐のために再び殺し屋となり、銃と格闘術で敵を次々と倒していきます。この映画は、迫力あるアクションやスタイリッシュな映像が魅力です。キアヌ・リーブスのカッコいい姿や、ジョン・ウィックの孤独な魂に感動します。この映画を見たことがない人は、ぜひ一度観てみてください。
exclusiveの語源
「exclusive」の語源を辿ると、「ex-(外に)」+「claudere(閉じる、締める)」に由来しています。
同じ語源を共有する単語
「exclusive」の語源である「ex-(外に)」と「claudere(閉じる、締める)」は、他の単語でも使用されています。
「ex-」という語源を共有する単語には、「execute(実行する)」と「exit(出口)」があります。「execute」は「ex-(外側に)」と「sequi(追跡する)」の組み合わせであり、「外側に追跡する」という意味があります。現代では、「命令や計画などを実行する」という意味でも使われます。「exit」は「ex-(外に)」と「ire(行く)」の組み合わせであり、「外に行く」という意味があります。現代では、「建物や乗り物などから出る」という意味でも使われます。
一方、「claudere」(閉じる、締める)の語源を共有する単語には、「close(閉じる)」と「closet(クローゼット)」と「conclude(結論づける)」があります。「close」は「claudere」そのものであり、「閉じる、締める」という意味があります。現代では、「ドアや窓などを閉める」という意味や、「距離や関係が近い」という意味でも使われます。「closet」は「clausum」という言葉から来ており、「clausum」は「claudere」の過去分詞中性形です。「closet」は「閉じられた場所」という意味があります。現代では、「衣服を収納する家具」という意味でも使われます。「conclude」は「con-(一緒に)」+「claudere(閉じる、締める)」の組み合わせであり、「一緒に閉じる」という意味があります。現代では、「話や議論などを終える」という意味や、「証拠や理由から結論を導く」という意味でも使われます。
さいごに
みなさんは「exclusive」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、他人を受け入れることができないという意味もあります。また、「ex-(外に)」+「claudere(閉じる、締める)」という語源を共有する単語もたくさんあります。
私も映画「ジョン・ウィック」を見ましたが、とても面白かったです。キアヌ・リーヴスのアクションは迫力がありましたね。話もかなりシンプルで、特に何も考えずに見れて楽しめました。映画好きの方にはおすすめの作品です。
それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜