はじめに

こんにちは。今日は、「保護、管理、拘留」を意味する英単語「custody(拘留)」について見ていきましょう。この単語は、法律や警察の文脈でよく使われます。そしてこの単語が実際に使われた、メッセージアプリ「テレグラム」の創設者であるパベル・デュロフ氏が、フランス当局によりパリ近郊の空港で逮捕されたというニュースも紹介します。

custodyの意味

custody」とは、「保護、管理、拘留」を意味します。これは、誰かを保護したり、管理したり、拘留したりすることを示します。例えば、「彼は警察の拘留下にある(He is in police custody.)」や、「子供たちは母親の保護下にある(The children are in the custody of their mother.)」などのように、「custody」を使って保護や管理、拘留を表現することができます。

実際に使用されている場面

さて、英単語「custody」が使われているニュース記事を紹介しましょう。CNNが2024年9月24日に報じたニュース「Telegram CEO Pavel Durov detained at airport in France」の記事の中に出てきました。

 

French authorities have detained Pavel Durov, the French-Russian billionaire who founded the messaging app Telegram, at an airport outside Paris, according to CNN affiliate BFMTV.Officers from France’s anti-fraud office, attached to French customs, took him into custody Saturday evening after he arrived at Bourget Airport on a flight from Azerbaijan, BFMTV reported.

日本語訳: CNN系列局BFMTVによると、フランス当局は、メッセージアプリ「テレグラム」を創設したロシア系フランス人の億万長者、パベル・デュロフ氏をパリ郊外の空港で拘束した。フランス税関傘下のフランス詐欺対策局の職員が、アゼルバイジャンからの飛行機でブルジェ空港に到着した同氏を土曜日の夕方に拘束したとBFMTVが報じた。

この記事では、フランス当局がメッセージアプリ「テレグラム」の創設者であるフレンチ・ロシアの億万長者、パベル・デュロフ氏を逮捕したことが報じられています。CNN系列のBFMTVによると、デュロフ氏はパリ近郊の空港に到着した際、フランスの反詐欺局の職員により拘束されました。

デュロフ氏は、アゼルバイジャンからの飛行機でル・ブルジェ空港に到着した後、逮捕されました。彼は39歳で、テレグラムが適切に管理されず、不正な資金の動きや、禁止されている物品の取引、そして不適切なコンテンツの共有に使用されたことが原因で、フランスの逮捕状が発行されていました。このため、デュロフ氏はフランスやヨーロッパへの旅行を控えていたとされています。

テレグラムは、2013年にロシア出身のパーヴェル・ドゥーロフ氏とその兄によって開発されたインスタントメッセージサービスです。スマートフォンやパソコンなど、幅広いデバイスで利用でき、メッセージの暗号化や一定時間後にメッセージが自動的に消える機能など、プライバシーとセキュリティの高さが特徴です。

世界中で月間アクティブユーザーが約7億人に達し、特にロシアやウクライナでの利用が多いです。ロシアによるウクライナ侵攻後には、ロシア国内から国外の情報にアクセスできる貴重な手段として注目されています。テレグラムは、ドバイに拠点を置き、ユーザーのプライバシーを厳格に保護する姿勢を貫いていますが、そのために一部では規制や禁止措置を受けることもあります。

この記事では、「custody」はフランス当局がパベル・デュロフを拘留したという文脈で使われています。具体的には、フランスの反詐欺局の職員が彼を拘留したことを示しています。

custodyの語源

custody」の語源は、「保護者、管理人、守護者」を意味するラテン語の「custos」に由来しています。

同じ語源を共有する単語

custody」の語源である「custos(保護者、管理人、守護者)」は、他の単語でも使用されています。

custos」という語源を共有する単語には、「custodian(管理人)」や「in custodia legis(法の保護下にある)」などがあります。これらの単語は、すべて「保護者、管理人、守護者」という意味を持つ「custos」という語源を共有しています。

custodian」は、「custos(保護者、管理人、守護者)」+「-ian(人)」の組み合わせで、「管理人」という意味を持ちます。例文としては、「彼は学校の管理人です(He is the custodian of the school.)」などがあります。「in custodia legis」は、「custos(保護者、管理人、守護者)」+「legis(法)」の組み合わせで、「法の保護下にある」という意味を持ちます。例文としては、「その財産は法の保護下にある(The property is in custodia legis.)」などがあります。

さいごに

みなさんは「custody」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、「保護、管理、拘留」という意味もあります。また、「custos(保護者、管理人、守護者)」という語源を共有する単語もたくさんあります。

私自身はテレグラムのCEOがフランスで拘留されたというニュースに興味深く読みました。テレグラムの運営や今後の展開について、どのような影響があるのでしょうか?特に、テレグラムはロシア国内でも広く利用されています。ロシアによるウクライナ侵攻の影響も考えられます。今後の展開が気になりますね。

それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜

参考文献

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