はじめに
こんにちは。今日は、「拘留」や「保護」を意味する英単語「custody(カストディ)」について見ていきましょう。この単語は法律やニュースの文脈で頻繁に使われます。そして、アルバニア人3人がEU定住スキームで偽造文書を提出したとして起訴されたニュースも紹介します。
custodyの意味
「custody(拘留・保護)」とは、「身柄を拘束すること」や「保護・管理すること」を指します。例えば、「彼は警察に拘留された(He was taken into custody by the police.)」や、「彼女は子供の親権を持っている(She has custody of her children.)」などの文脈で使用されます。前者は「拘留」、後者は「親権・保護」という意味で使われる点がこの単語の特徴です。
実際に使用されている場面
さて、英単語「custody(拘留)」が使われているニュース記事を紹介しましょう。BBCが2026年7月25日に報じた「Albanians used false papers for settlement scheme」という記事の中に出てきました。
They were remanded in custody and will appear at the same court for sentencing on 10 September.
日本語訳: 彼らは拘留され、9月10日に同じ裁判所で判決を受けるために出廷する予定です。
この記事では下記のことが書かれています。アルバニア人男性3人が、EU定住スキームのもとで居住権を得るために偽造文書を提出したことを認めました。Sina Ervin(35)、Kadri Sinamati(28)、Kastriot Hoxha(32)の3人は、シェフィールド刑事法院で入国管理法違反について有罪を認めました。
彼らは全員サウスヨークシャーに住んでおり、6月に英国とウェールズ全土で行われた内務省の捜索の一環として逮捕されました。3人は拘留され、9月10日の判決公判に向けて出廷する予定です。
Hoxhaは、結婚歴について虚偽の情報を提出することで詐欺を行い、不正なEU定住スキームの申請書を提出することで英国への入国・滞在許可を得ようとした罪について有罪を認めました。また、大麻を供給目的で所持していたことも認めています。一方で、偽造されたキプロスの結婚証明書や偽の離婚確定判決書を所持していたという容疑については否認しました。SinamatiとErvinも、EU定住申請の一環として内務省に虚偽の情報を提出したことについて有罪を認めましたが、偽造結婚証明書の所持については否認しました。検察側は、3人が認めた罪について訴追を進める一方、否認された罪については裁判を行わないことに同意しました。
この記事では、「custody(拘留)」は、逮捕された被告人が判決を受けるまで身柄を拘束されている状態を表す言葉として使用されています。
custodyの語源
「custody(拘留・保護)」の語源は、インド・ヨーロッパ祖語の語根「(s)keu-(覆う、隠す)」に由来します。この語根はラテン語の「custos(守る人、番人)」を経て、「custodia(保護、監視)」という単語に発展しました。この組み合わせは、「何かを覆って守る」、つまり「保護・管理する」という意味を表しています。
同じ語源を共有する単語
「custody(拘留・保護)」と同じ語源を持つ単語を見てみましょう。
「(s)keu-(覆う、隠す)」という語根を共有する単語には、「cutaneous(皮膚の)」や「cuticle(表皮)」があります。「cutaneous(皮膚の)」は、ラテン語の「cutis(皮膚)」に由来し、「体を覆うもの」という意味から「皮膚に関する」という意味が生まれました。例文としては、「これは皮膚感染症です(This is a cutaneous infection.)」があります。一方、「cuticle(表皮)」は、「cutis(皮膚)」に縮小を表す接尾辞「-icula」がついた形で、「小さな皮膚」、つまり「表皮」や「甘皮」という意味を持ちます。例文としては、「彼女は甘皮を切った(She trimmed her cuticles.)」があります。このように「(s)keu-」は「覆う、隠す」という意味をもたらし、身体や物を守る・覆う概念を持つ単語群を形作っています。
さいごに
みなさんは「custody(拘留・保護)」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、「拘留」や「保護・管理」という意味を持ちます。また、「(s)keu-(覆う、隠す)」という語源を共有する単語もいくつかあります。
それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜