はじめに

こんにちは。今日は、自分の署名やサインを書くという意味の「autograph(サイン)」という英単語の意味と語源について見ていきましょう。この単語は、有名人や著者などにサインなどに使われる単語です。そして、この単語が実際に使われたNetflixで配信中のアニメ「岸辺露伴は動かない」の「六壁坂」も紹介します。

autographの意味

autograph」とは、自分の署名やサインを書くという意味です。また、その署名やサイン自体も「autograph」と呼ばれます。例えば、「彼はファンにサインをした(He autographed for his fans.)」や、「彼女は彼のサインをもらった(She got his autograph.)」などのように、「autograph」を使って人や物に対する署名やサインを表現することができます。

なお、日本でよく「サイン」という言葉を使うのは、英語の「sign」という単語の影響ですが、本来の英語の意味からすると少しおかしいこともあります。英語の「sign」は、「合図、符号、記号、標識、しるし」などの意味がありますが、「署名」の意味はありません。署名するという動詞としては使われますが、署名そのものは「signature」や「autograph」という単語を使います。特に、「autograph」は芸能人やスポーツ選手などがファンに書くサインを指します。日本では「サイン」と一括りにしていますが、英語では違いがあります。

実際に使用されている場面

さて、「autograph」という英単語が使われているアニメシーンを紹介しましょう。Netflixで配信中のアニメ「岸辺露伴は動かない」の「六壁坂」の冒頭に出てくるセリフ

 

Could we have your autograph? Please write “To Akira”!

日本語版セリフ: サインしてもらっていいっすか?“音石君”って書いてください。

です。このシーンは話の冒頭にたまたま通行人が岸部露伴に図々しくサインをねだるシーンです。

「岸辺露伴は動かない」とは、人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物である漫画家・岸部露伴が主役のスピンオフ作品です。彼は、自分が書いたことを現実にすることができる特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を持っています。彼は本編同様に様々な奇妙な事件に巻き込まれていきます。

「六壁坂」とは、「岸辺露伴は動かない」のエピソードの一部で、妖怪伝説がある村で起こった恐ろしい出来事の物語です。物語は、露伴が自身の漫画の取材のためにその村にある山を6つも買い、破産してしまった経緯から始まります。そして、露伴が体験した奇妙な出来事を担当編集に語ることから展開していきます。

autographの語源

autograph」という単語の語源を辿ると、「autos(自己)」+「graphein(書く)」から来ています。

同じ語源を共有する単語

autograph」の語源である「autos(自己)」と「graphein(書く)」は、他の単語でも使用されています。

autos(自己)」という語源を共有する単語には、「auto(自動)」や「automobile(自動車)」などがあります。「auto」は「automobile」の略称であり、「自動」という意味で使われます。「automation」は「autos(自己)」+「tion(名詞化する接尾辞)」の組み合わせで、「自己で動くこと」という意味です。「automobile」は「autos(自己)」+「mobilis(動かせる)」の組み合わせであり、「自分で動かせる車」という意味で使われます。

一方、「graphein(書く)」という語源を共有する単語には、「graphic(図形的な)」や「typography(印刷術)」や「paragraph(段落)」などがあります。「graphic」は「graphein(書く)」の派生形であり、「図形や文字などを書くことに関する」という意味で使われます。「typography」は「type(型、文字)」+「graphein(書く)」の組み合わせであり、「文字を型にして印刷する技術や芸術」という意味で使われます。「paragraph」は「para-(横に、そばに、対して)」+「graphein(書く)」の組み合わせであり、「文章を横に区切って書く部分」という意味で使われます。

さいごに

みなさんは「autograph」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、自分の署名やサインを書くという意味もあります。また、「autos(自己)」+「graphein(書く)」という語源を共有する単語もたくさんあります。

私自身はこのアニメ「岸辺露伴は動かない」シリーズが大好きです。岸部露伴のサインが欲しいですね。彼のスタンド能力も面白いですが、やはりストーリー展開が毎回予想がつかなくて面白いです。気になった人はぜひ見てくださいね!

それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜

参考文献

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