はじめに

こんにちは。今日は、「拍手」を意味する英単語「applause」について見ていきましょう。そしてこの単語が実際に使われた、元ビートルズのポール・マッカートニーとリンゴ・スターがロンドンO2アリーナで共演し、ビートルズの名曲を披露。さらに、ローリング・ストーンズのロン・ウッドもゲスト出演し、観客を魅了したニュースを紹介します。

applauseの意味

applause」とは、「拍手」や「賞賛」を意味します。特に、パフォーマンスが終わったときに観客が示す称賛のジェスチャーとして使われます。例えば、「観客は熱烈な拍手で応えた(The audience responded with thunderous applause.)」や、「彼のスピーチは大きな拍手を受けた(His speech received a lot of applause.)」などのように使われます。

実際に使用されている場面

さて、英単語「applause」が使われているニュース記事を紹介しましょう。BBCが2024年12月20日に報じた「Paul and Ringo get back together at London gig」の記事の中に出てきました。

 

Sir Paul McCartney has reunited with his former Beatles bandmate Sir Ringo Starr during a gig at London’s O2 Arena.The drummer was brought on stage to thunderous applause before the pair launched into classics Helter Skelter and Sgt Pepper’s Lonely Hearts Club Band.

日本語訳: サー・ポール・マッカートニーは、ロンドンのO2アリーナでのライブ中に元ビートルズのバンド仲間であるサー・リンゴ・スターと再会した。ドラマーがステージに呼び出されて万雷の拍手を浴びた後、二人は名曲「ヘルター・スケルター」と「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を演奏した。

この記事では下記のことが書かれています。伝説のバンド「ビートルズ」の元メンバー、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターが、ロンドンのO2アリーナで行われた公演で感動的な再会を果たしました。リンゴ・スターはステージに登場すると、観客からは大きな拍手と歓声が沸き起こり、2人は「ヘルター・スケルター」と「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の名曲を披露しました。演奏後、リンゴは「素晴らしい夜を過ごせた。みんな愛してるよ!」と観客に向けて感謝の言葉を述べ、ステージを後にしました。

この公演は、ポール・マッカートニーの「ゴット・バック」ツアーの最終公演にあたるもので、フランス、スペイン、ブラジルを巡った後の締めくくりの舞台でした。この夜にはリンゴ・スターだけでなく、ローリング・ストーンズのギタリスト、ロン・ウッドもゲスト出演し、ポールと共に「ゲット・バック」を演奏。特に注目されたのは、ポールが50年以上ぶりに「ヘフナー・500-1」ベースギターを演奏したことです。この楽器は1972年に盗まれて以来行方不明となっていましたが、今年になって奇跡的にポールの元に戻り、今回の特別なステージで再びその音色を響かせました。

ビートルズ解散後もポールとリンゴは何度か共演しており、2015年のリンゴのロックの殿堂入りの際や、2019年のポールの「フレッシュン・アップ」ツアーでも同じ舞台に立ちました。今回の共演は、長年のファンにとっても特別な瞬間となりました。

この夜の公演では、ビートルズの名曲だけでなく、ポールが所属していた「ウイングス」やソロ活動の楽曲も披露され、彼の長い音楽キャリアを象徴するような内容でした。ステージ上では約40曲が演奏され、彼はさまざまな楽器を自在に操りました。特に「イン・スパイト・オブ・オール・ザ・デンジャー」は、ポールがジョン・レノンやジョージ・ハリスンと共に所属していた最初のバンド「ザ・クオリーメン」の記念すべき初録音曲であり、当時を知るファンにとって感慨深い一曲となりました。

さらに、クリスマスの雰囲気を一足早く届けるかのように、子どもたちの合唱団がステージに登場し、ポールの代表的なクリスマスソング「ワンダフル・クリスマスタイム」を共に歌いました。ステージの温かい雰囲気に包まれ、観客の心に深い感動を与えました。

この記事では、「applause」はリンゴ・スターがステージに登場した際に観客が示した称賛の拍手という文脈で使われています。

applauseの語源

applause」の語源は、ラテン語の「ad-(向けて)」+「plaudere(拍手をする)」に由来しています。

同じ語源を共有する単語

applause」の語源である「ad-(向けて)」と「plaudere(拍手をする)」は、他の単語でも使用されています。

ad-」という語源を共有する単語には、「advance(前進する)」と「advertise(広告する)」があります。「advance」は「ad-(向けて)」+「ante(前進する)」の組み合わせで、「前進する」という意味を持ちます。例文としては、「彼はキャリアで大きく前進した(He made a significant advance in his career.)」が使われます。「advertise」は「ad-(向けて)」+「vertere(回す)」の組み合わせで、「広告する」という意味を持ちます。例文としては、「企業は新商品を広告した(The company advertised their new product.)」が使われます。

一方、「plaudere」という語源を共有する単語には、「applaud(拍手を送る)」と「explode(爆発する)」があります。「applaud」は「ad-(向けて)」+「plaudere(拍手をする)」の組み合わせで、「拍手を送る」という意味を持ちます。例文としては、「彼の演技に対して観客が拍手した(The audience applauded his performance.)」が使われます。「explode」は「ex-(外へ)」+「plaudere(拍手をする)」の組み合わせで、「爆発する」という意味を持ちます。例文としては、「その花火は夜空で爆発した(The fireworks exploded in the night sky.)」が使われます。

さいごに

みなさんは「applause」の意味や語源について理解できましたか?この単語は、観客の称賛を表す言葉であり、その語源も興味深いですね。また、同じ語源を持つ他の単語についても知ることができました。

このライブ、私もぜひ行きたかったですね。ビートルズはイギリス出身のバンドですし、会場のお客さんもリンゴ・スターの登場には大盛り上がりだったでしょうね。彼がステージに現れた瞬間、ものすごい拍手と歓声が起こったのが目に浮かびます。実際のその場にいられたら、どれだけ感動したことかと思います。それにしても、ビートルズは本当にすごいバンドですよね。音楽業界は新しいアーティストが次々と登場する激しい世界ですが、50年も前に活躍していたバンドの曲が、今でも普通に街中で流れています。しかもファンが多いのも驚きです。これほどの影響力を持つバンドは他にないでしょう。

さらに、ポール・マッカートニーは80歳を超えてなお、こうしてツアーを行い、全世界のファンを魅了し続けているのはまさに“超人”としか言いようがありません。ぜひまた日本でもライブを開催してほしいですね。その時は、何があっても絶対に行きたいです。

それでは、今日はこの辺で失礼します。ではでは〜

参考文献

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